地域講師が各講座を担当し、生徒たちに教える日
地元の中学校で地域でさまざまなスキルを持つ人が講師になり、生徒たちに教える講座が開催!僕のようにけん玉をやったり、リトミックや似顔絵、ヘアアレンジメントなど多種多様な講座があり、生徒たちが希望の講座を選んで受講するスタイルです。
昨年はコロナで中止、今年はなんとオンラインで開催する形に。オンラインとはいっても、校舎内で講師と生徒の場所を分け、オンラインで結んで講座をするというもの。目と鼻の先に生徒たちがいるのに、直接教えることができないのがなんと歯がゆいことか。
今回の荷物。貸し出し用けん玉に貸し出し用筒けん(各30人分+予備)と音響、照明など。オンラインなので使えそうな機器はとりあえず持っていきました。
場所はギャラリー
今回生徒たちが実際にけん玉や筒けんをする場所は体育館の2階とも言うべきギャラリー部分。卓球部がいつも使っている場所で、とても細長いのです。そしてプロジェクターは長細い部屋の片方にあり、後ろにいる生徒たちはおそらく状況がほとんどわからないと思われる・・・。
基本的に会場に入れないので、事前に貸し出し用の道具とその説明を貼っておきました。
けん玉は3種類用意。これだけいたれりつくせりのけん玉教室はなかなかあるまい。
筒けんだってショートを中心にロングも用意。好みにあわせて使えるようにしてみました。
プロジェクターの位置が遠い人がたくさんでてくると思われたので、資料も事前に用意してそれぞれ手元で見てもらえるようにしてみました。
手持ちのスピーカーで大きな音もでるようにしたものの、すぐ下の体育館でも講座が開かれており、音が入り混じってなかなか大変だった模様。(自分は教室が違うのでよくわからず)
オンライン講座開始
持ち込んだライトを用意し、講座開始。
学校備え付けのChromebookを使用するのでこちらもできることは限られるものの、Bluetoothマイクはせめて使い、講座を進行。
会場では後ろのほうでほとんど内容がわからないことがわかり、急遽PCの台数を増やして対応。音声を入れると音がハウリングしてしまうので、会場の音声を切った状態でこちらは一方的に指導を開始。
いつも会場の反応を見つつチャチャをいれてやっていくスタイルだったので、やりにくいこと。会場の反応がさっぱりわからない中、一方的にしゃべり続けました。
本当なら中学生向けにけん玉の効能やら筒けんの紹介やら書かれた資料をPDFで用意していたのだけど、きっと伝わらないので使うのをやめ、パフォーマンスもきっと伝わらないので大幅にカットしてすぐに実践に入りました。
(盗撮されていましたw)
先生からは「みんな夢中でやっていますよ」とのことだったのだけど、状況がさっぱり伝わってこないのでこちらは不安でいっぱい。
初心者の子もいるということだったので、筒けんの時間を多めに、そのあとけん玉の時間もとってみました。
そして生徒たちの発表の時間。10分ほど時間を与え、自由に発表をしてもらうことに。
・内容は自由(けん玉でも筒けんでもOK、一つの技でもいいし、つなげてもいい)
・人数は自由(一人でもいいし、複数で発表してもいい)
極力ゆるい内容にして、3年生から順番に発表をしてもらう形にしてみました。
自由すぎると困る場合があるものの、オリジナル技を披露してくれた子、ルーティンを自分で考えてくれた子、複数でパスをまわしながらそれぞれ得意な技をやってくれた子、フタをあけてみればそれぞれ自分で考えた内容で発表をしてくれて素晴らしい内容に!!!
本来であれば自分がなぜいまの仕事をしているかなど、もっと経験談的な内容も話さないといけないのだけど、ほぼ実技に徹した結果どうだっただろう?
事前の資料に「けん玉で何をするのですか?」という怖い質問があって、まったく答えにならないまま終わってしまった感(笑)
それにしてもオンラインの教室、お互い様子がわかりにくいし、いつもやっている内容そのままだと確実につまらない。どうにか体裁は保ったと思いますが、オンライン用に最適化したコンテンツを今後考えていく必要があると実感しました。
それにしても今回のオンライン講座ではけん玉だけで3人の先生がオンラインの対応をしてくださり、とても感謝。自分も大変だったけど先生方はもっと大変だったと推察されます。
いま考えているオンライン筒けん教室に向けて、改善点なども見えてきてたのでこれはこれで貴重な体験となりました。
まだまだ感染には注意しながら実施しないといけない期間は長そうなので、これからも工夫しながらできる体制づくりは進めていきたいと思っています。
それにしても・・・オンライン、くたびれたぞ・・・。
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