けん玉はむずかしい?
「けん玉はむずかしい」「けん玉は苦手」「けん玉できないから嫌い」
日々けん玉を教える中でこの言葉を聞くたびに残念な思いをしてきました。けん玉に限りませんが、コツをつかめばある程度の技はそれほど苦労しなくてもできるようになります。
けん玉は集中力のアップや脳の活性化に効果があるとよく言われますが、今どき電池も使わずに自分自身の創意工夫で楽しめ、さらに身体にも良い影響を及ぼす素晴らしいツールです。
そんなけん玉をもっと簡単に、けん玉の動きを再現しつつ楽しめるツール「筒けん」。
・けん玉のエントリーモデルとして
・けん玉上級技の練習用として
・一人で楽しんだり、複数人で連携して楽しめる
・幼児から年配の方まで気軽に楽しめる新しいスポーツとして
シンプルな作りだけに発想しだいでその使い方は無限大。
そんな筒けんはどうやって生まれたのでしょうか?
筒けんのはじまり
けん玉教室で技ができない方が一定数いる
長野県を中心にけん玉を教える機会が多いのですが、「けん玉を楽しんでもらう」「けん玉の楽しさを知ってもらう」ことを目標にさまざまな方法を日々考え、実践しています。
その中でどうしても玉をお皿に乗せることが難しい方が 一定数 でてきます。
【けん玉で玉をお皿に乗せるコツ】
1.ヒザを曲げ、玉を床ぎりぎりまで下げる
2.ヒザを伸ばしながら(蹴り上げながら)玉を浮かせ、皿は玉を追いかける
3.落ちてきた玉をヒザをやわらかく曲げながらキャッチする
玉が乗らない場合、2の玉が皿から離れた瞬間に玉と皿の距離をとってしまい、キャッチする際にも位置合わせがうまくできずに玉を落としてしまうというケースが多いのですが、そもそも身体(特にヒザと手)をスムーズに動かすことが苦手な人もいます。
慣れればどうってことない動きですが、始めたばかりの方には大きなハードルになり得ます。
最初のステップ「大皿でキャッチ」がうまくできないために「自分には無理だ!」と早々にあきらめてしまうケース。大人ならまだしも、始めたばかりのお子さんが「できない」とあきらめてけん玉が嫌いになってしまうのを無くせないものかとずっと考えていました。
偶然生み出された「筒けん」
そんなときポテトチップスの丸い筒とジャグリングのボールを使ってけん玉のような動きをしてみたところ、玉のキャッチが驚くほど簡単なことがわかりました。
ボールには中に砂が入っているため、筒の穴に入る際に飛び出すことなくしっかり収まります。いろいろな技を試すうちにけん玉で大皿と中皿へ交互に玉を乗せる「もしかめ」や、玉を上に上げた瞬間にけんを素早く玉のまわりを一周させてキャッチする「つばめ返し」などの練習にも役立つことがわかってきました。
中に砂の入った玉は上に上げる際にヒザをしっかり使わないときれいに上げることができず、自然とヒザを使うようになります。加えて、筒けんはキャッチが安定するので多少雑な動きをしても玉を落とすことなく、技を続けることができます。
さらに糸がついていないので足の下や背中のうしろなどアクロバティックな技だけでなく、複数人数で簡単にすごい技を楽しむことができます。
自身で教えるけん玉教室やイベントに持っていくと、「楽しい!」という声をたくさんいただき、「どこで買えるのか」というお話もいただくようになってきました。
筒けん誕生
当初ポテトチップスの筒をつかって遊んでいましたが、紙のため耐久性にも問題があり、元気のいい子供たちが使うとあっという間にボロボロになってしまいます。
そこで樹脂の筒を使い、落としたり強く握ってもつぶれることがなく、耐久性をもたせるようにしました。樹脂の筒にしたことで紙の筒よりも重さが増え、フリップ(回転)などの技もよりやりやすくなりました。
玉も最初は手づくりしていましたが、今では砂入りの玉を用意しています。
筒けんをオススメしたい方
筒けんは世代を問わず、けん玉の初心者から上級者まで楽しんでいただけますが、特にオススメしたい方は下記のとおり。
・初めてけん玉を触る方
→けん玉を始める前に筒けんで練習することによりコツをつかんでスムーズにけん玉ができるようになります。
・そもそもけん玉が苦手な方
→玉のキャッチがけん玉よりもずっと簡単なため、けん玉では技ができずに楽しめないという方でもワザ技を楽しむことができます。
・けん玉のワザがある程度できる方
→けん玉が少しうまくなってくるとやりたくなってくる「つばめ返し」、だいぶうまくなってくるとやりたくなってくる「フリップ」「ジャグ」などのワザの練習に最適です。筒けんのワザのバリエーションは多彩ですのでこれ以外にもさまざまなワザに挑戦していただけます。
・けん玉上級者の方
→フリップやジャグだけでなく、糸がついていない分自由な動きができますので、通常のけん玉ではできなかったようなワザがいろいろと挑戦できます。
けん玉に関連づけて書いてますが・・・
正直な話、けん玉に関係なくどなたでもお楽しみいただけます!
・幼児期のお子様が筒けん積み木で遊ぶ
・椅子に座って筒けんエクセサイズ
・玉や筒をパスして筒けんリレー
・筒を立ててボーリングのように
・グループで息をあわせてチームビルディングに
・みんなで一つの技に挑戦してアイスブレイクとして
など、けん玉だけでなく楽しみ方は多彩です。
筒けんの遊び方
筒けんのワザ動画については現在少しずつ有志の方がアップしています。
Instagramでは毎日どなたかが筒けんの動画をアップしていますので是非こちらもフォロー&チェックしてみてください。
筒けんを楽しみましょう
いろいろと難しいことを書きましたが、「まずは触れて楽しんでみて」ください。
びっくりするほど「簡単」に「難しいワザ」ができることがわかります。
ニュースポーツ「筒けん」の世界を楽しみましょう!!
筒けん 考案者 清水 悟
筒けん動画
You Tubeには筒けん動画がいろいろ出ていますのでそちらも参考にしてください。
筒けんの購入できる場所
現在こちらに購入先を順次追加しています。
筒けん事務所では全種類を取り扱っていますが、お店により取り扱い商品の種類が異なります。詳しくはお問い合わせください。
https://tsutsu-ken.com/purchase
筒けんの体験会・講演会やパフォーマンスのご希望承ります
筒けんを実際に体験してみたい、お話を聞いてみたい、パフォーマンスを観てみたいというご要望がありましたらぜひお問い合わせください。時間や対応人数、テーマなどがあれば合わせてお知らせいただくことで最適なプランをご提案いたします。
筒けん体験会・講習会
まずは筒けんを実際に体験してみたい!という方にオススメ。世代に関係なく、参加する方の技能やレベル等にあわせて体験会を行います。
○体験用筒けんの貸し出しOK
筒けんを持っていなくても貸出用筒けんを人数分ご用意して体験会が可能です
○体験会・講習会の例
・親子レクリエーション
・けん玉教室とあわせて、より初心者でも達成感を感じやすい練習
・保育園、幼稚園、こども園の子でも楽しめる内容(※年中以上を推奨ですが、より小さいお子様向けのプログラムも可能です)
・小学生の軽スポーツ兼遊びとして
・高齢者のストレッチや脳トレ
・イベント来場者への体験
・筒けんを運動会の種目として実施
筒けん講演会
講演+体験のハイブリッド型講演会!お話を聞くだけでなく、体がポカポカになり、自己肯定感があがる講演会です。
○講演会の例
・昔のあそびと今のあそび
・子供の創造力や集中力を高める
・自己肯定感をあげる
・多世代交流
・地域を元気に(健康や地域とのつながり)
・軽運動と脳トレで体を元気に!
・心が元気になる
※他にもご要望のテーマにあわせての講演会組み立てが可能です
筒けんパフォーマンス
筒けんのスゴ技を観たい!イベントをにぎやかして欲しい!などのご要望にお応えします。
○上記体験会や講習会の最初にちょっとしたパフォーマンスを入れて欲しい
○上記講演会の最初にスゴ技を観たい
○イベントなどでにぎやかしたり、盛り上げて欲しい
ジャグラーTIME(タイム)
筒けんはもちろん、ジャグリングやパントマイムでその場を沸かせます。複数本の筒を同時に操る筒けんや、ボール7個のジャグリングのほか、パントマイムなども。場が驚きと熱狂にあふれること間違いなし!!
※このほかにもさまざまなパフォーマンスのご紹介が可能です。体験やパフォーマンスに伴う費用については、まずはお問い合わせください。ご要望を伺いながら実現可能なプランをご提案いたします。