できるから、たのしくなる! ~ 筒けん(つつけん) グッド・トイ2021「多世代交流賞」受賞
筒けんイベントレポート

中学校で筒けん講座 ~ 柔軟な発想、とても大事!

中学校で地域講師による講座

子どもたちもお世話になっており、自分の母校でもある中学校では毎年地域講師を招いてさまざまな講座を設け、生徒たちが体験する催しがあります。

自分の担当するけん玉・筒けんであったり、マジック、味噌づくり、お菓子づくり、篆刻、国際交流、ズンバ、リトミック、フワラーアレンジメント、ヘアアレンジメント、ジビエ・・・このほかにも様々な講座が用意されます。講師の先生方の年代も10代から90歳近い方まで本当に幅広い。

今年もお声がけいただき、講師として参加してきました。

キャリーに載せた荷物を見て毎年「けん玉の荷物じゃない(ほど多い)よね」と言われますが、これ、少ない方です(笑)

講座開始

この講座は1時間講座をやり、そのあとは対談の時間などを設けるところが多いのですが、私の場合は2時間休憩をはさみながらひたすら体験をやります。中学生は体力ありますが、それでも疲れるはず。保護者の方の参観もあるのですが、この講座では否応無しに一緒に体験していただきます(笑)

いつもだと超基本技から順を追って教えていくのですが、さすが中学生。言葉の理解も早いし、すぐに技ができてしまう。対小学生の感覚ではいけないなと、急遽難易度をあげて内容を変えていきました。きっとお母さんたちには過酷だったに違いない・・・。

休憩時間。こちらが言わなくてもどんどんいろいろ考えて楽しんでいる。そうそう、自分たちが楽しい!と思ったことをさらにアレンジしていくのがいいんです。

運動系のクラブに入っている子たちはさすがどんどん技ができてしまうので、さらに難しい技を教えていきます。そして何度かチャレンジしてできていってしまうのが恐ろしい。

筒けんは「一人で楽しむ技」だけでなく「複数で楽しむ」「グループで楽しむ」ことも説明して、グループ分けをしたのちに筒けんレクも体験してもらいました。

さすが中学生。スピードめちゃ速い(笑)

そしてルールの理解も早くて本当にやりやすいなあと感じながらやっていました。

1列になっての筒けんリレー。

ヨーイ、スタート!で先頭の子が走って玉を取りに行き、戻ってきて後ろへリレーしていく形にしたのですが、「手を使わないでやることにしたら面白いんじゃね?」という意見がでて即採用!

先頭の子は走って玉のところへ行き、足で玉を(ジャンプさせたりしながら)筒にのせてリレーをスタートさせたらこれが盛り上がる!

思わぬ発想をもらって、また新しいやり方が誕生しました。中学生の発想力すばらしい!!

けん玉の時間

けん玉も大皿ジャンプなどはすっとばしてもしかめやらせてみたらみんなできるではないか。その後もとめけんや大皿~けん、ひこうきなどちょっとむずかし目の技をやってもらいましたが、できる子が多くて本当にびっくりしました。こちらの説明を理解して実践してくれるのも大きいですね。

「できた!」という声があちらこちらで聞こえ、嬉しい瞬間。お母さんたちも歓喜!

もう少しけん玉をやろうと思っていましたが、だいぶみんなの顔が疲れてきていたので、静かモードに移行。けん玉つみきがまたみんないろいろと面白い積み方を見せてくれて思いがけずいい時間になりました。

けん玉も筒けんも使って、思い思いに積み上げる生徒たち。満足そう。

面白い事考えますね。アートですよ、これは。

最後の時間はユニコーンで締め。全員で大皿チャレンジやってもよかったな。

2時間という長めの時間でしたが、あっという間の時間でした。とにかく生徒のみなさんの話を聞く力、発想する力、考える力が素晴らしかった。

楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとう。

幼児から小学生くらいまでの子に教える機会が圧倒的に多い筒けん&けん玉ですが、中高生や大学生と一緒に楽しむ機会がもっと増えるといいなあと思わされた体験でした。

お声がけいただきありがとうございました。

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