上塩尻文化祭２日目は講演会
地区の文化祭２日目は講演会を実施。
「知られざる“塩尻の戦中”― 終戦80年に考える戦争の記憶 ―」として、地元で地史を研究しているお二人を中心にお話をお聞きしました。
上田市の上塩尻という地は昔養蚕で栄えた場所。それについては有志の方が歴史を紐解いて紹介してくださったりしているのでなんとなくは見聞きしたことがあるのですが、いざ戦争中となると全く知識がない。そういえば戦時を思い起こさせるものとして防空壕の跡があったり、慰霊碑があったり・・・でも詳しい話は聞いたこともなかったのです。
上田市内には戦時中に飛行場があったのですが、訓練中に宙返りをして乗員が落下し亡くなったとか、びっくりするお話のほか、当時のさまざまな事情を聞くことができ、それは貴重な時間になりました。
そして公民館の敷地内には文庫蔵があり、当時の貴重な資料が保管されていることも知り・・・。
戦時中だけでなく、地区の古い歴史も見せていただきました。
地元の高校生が興味を持って講演会を聞きに来てくれたりと、思いがけず参加者の方からも評判は上々。
今回の講演会をオーガナイズしてくれた、地元小岩井紬工房の伝統工芸士である小岩井カリナさん、そして貴重なお話をしていただいた菅沼さんと山嵜さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。
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