より続く
午後の部スタート
午後一発目は木のおもちゃ手作り体験ワークショップです。おにぎり型の木材をヤスリがけし、オイルを塗って手触りや香りなどを楽しみます。
用意していただいたのはこちら。実は説明をちゃんと聞いておらず両方磨いてしまったのですが、本当は
「片方はなにもせず、1つだけしっかり磨いてビフォーアフターでの違いを楽しみましょう」ということだったようです。すみません、はやくやってみたくて気もそぞろで・・・。
右が(左よりは)しっかり磨いて、ひまわりオイルを塗ったもの。赤ちゃんのおもちゃになりますかね?
ミニマスつみき
つづいてはミニマスつみきを使っての木のおもちゃ体験。
「片手で何個持てますか?」という問いに、ムキになってやるひとが1人いました。(絶賛指ぷるぷる中)
こちらはお題を言われて2分間で何かをグループで作るゲーム。これ、なんだかわかりますか?誰が見てもいちごですよね??
他のグループの発表もいろいろ凝っていました。
デザインセンスも要求されますね。
ただのマスかもしれませんが、無限の遊び方があり、創造しながら楽しむことの大切さを学びました。
こういったモザイクアートをやるときの注意点。
・上下を決める(手前が下、奥が上、のように)
・ビニールテープ等で水平線を決めてやるのもよい
確かにちょっとした配慮で見え方や作り方も変わりますよね。
そのほかの気づき
けん玉や筒けんを教えているときにもよく思うのですが、いま「自己肯定感」よりも「自己否定」の感情を持っている人がとても多いのに気付かされます。
なにかをやってみようというときにすぐに「無理」「できない」という声がでてきて、ちょっとやってみてすぐあきらめてしまう。
「○○ができるようになるにはどうすればいいか」とトライ&エラーを繰り返して挑戦しようと考える子も年々多くなっている印象があります。
いまは世の中に「与えられる遊び」があふれているので「遊びをクリエイトする」機会が少なく、自然と発想力が乏しくなる部分もあるのかもしれません。
小さな頃からもっとさまざまな「体験」を通じて発想力を養うことにもっと自分たちも意識していくべきだとも考えます。
もっと早い時期にこのことを知りたかった・・・。
木曽おもちゃ美術館へ
講座終了後は場所を移動して建設中の木曽おもちゃ美術館(旧ふるさと体験館きそふくしま)へ。ここはもともと黒川小学校という学校があり、その建物を利用しているのだそうです。
中に入るとむせかえるような木の香り。ただそこにいるだけで全身が癒やされていくのがわかるような、そんな空間になっていました。
この吹き抜けにはシンボルツリーが入る予定なのだとか。耐震工事で天井の梁も追加しているようですが、美しいですね。
さまざまな体験をする部屋があり、そこを進むと・・・
両側が階段、正面がステージという場所に出ます。
振り返るとそこは階段であり、観客席にもなる開放的な空間。
ステージは旧小学校のステージを生かして発表ができる場にもなるようです。古いものを生かす発想、ステキです。
階段の上から見える風景。どんなものが観られるのでしょうか。
手すりも手触りがよく、ついずっと触っていたくなります。
天井の梁も古いものと新しいものがうまく混じり合って美しい模様になっています。
2階を歩くと正面には先ほどの吹き抜けが。まだ壁があるだけで何もない空間ですが、ここにどんなわくわくする体験が置かれていくのか、とても楽しみになりました。願わくばうちの子がもっと小さかったら!!
修了式
さいごは階段に腰掛けてステージに向かいながら修了式。なんだろう、この落ち着く空間は。
一人ひとり木曽おもちゃ美術館おもちゃ学芸員認定証をいただきます。
さて、木曽おもちゃ美術館のオープンは秋の終わり頃になりそうとのことですが、もういまから出会えるであろうたくさんの笑顔にワクワクしています。
2日間にわたりたくさんの学びをいただき、ありがとうございました。また、たくさんの方とつながることができて感謝しかありません。
コーフン冷めやらぬまま木曽をあとにしましたが、本当に楽しい2日間でした。はやく実践したい気持ちでいっぱいです。
ちなみにおもちゃ学芸員養成講座はあと2回、8月と10月にも予定されています。
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