ライフスタイルの変化で手首を使わなくなっている！？
筒けんを教えていると、さかさ持ち（手首をひねって筒を上下逆にする）がうまくできないというケースが散見されます。
振り返ると、昔は自然と手首をひねる動作が日常にあふれていました。
たとえば水道の蛇口。
最近では水道もレバー式のものや、センサー式が増えてきて「蛇口をひねる」という動作をしないケースが増えましたね。
そしてドアノブ。
こちらも最近ではレバー式や、センサー式、引き戸など、手首を使わなくても開けられるケースが増えてきました。
そのほかペットボトルのキャップをひねるのが苦手だとか、手首をうまくまわすことができない人、まわりに増えていませんか？
手首を柔らかくすると肩こりに効く！？
手首はスポーツにおいて重要な役割を果たしていて、手首は、物を持つ、キャッチする、持ったものを動かす、体を支えるなどの役割を担っており、そのの強さはパフォーマンスに大きく影響すると言われています。
そして手首を柔らかくすることで、手首の硬さや重だるさ、疲れの解消、肩こり・腱鞘炎（ドケルバン病）の改善予防などの効果が期待できるのだそうです。
【手首が柔らかくなることで期待できる効果】
血行が良くなる
リンパの流れが整い、老廃物が排出されやすくなる
肩こりや首こりが解消される
腱鞘炎などの手首の痛みを予防できる
転倒したときに体を支えることができ、骨折予防になる
何気なく筒けんの技をやるだけで、こんな効果が期待できたらやるしかないじゃないですか？
筒けんはそのほか動体視力の向上やスクワット効果、その他体にポジティブな効果があると言われています。
そして先日は筒けんをすると脳血流が良くなり、記憶力も向上する効果が見られたという論文も発表されています。（これについての記事をそういえば書いていなかったので後日著者の許可を得た上で書いてみたいと思います）
筒けんはただ遊んでいるように見えて、実は体にうれしい効果が期待できる次世代のツールだったりするんです。みなさん、筒けんやりましょう♪
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