50名近くの人数だと、荷物も多い
けん玉教室などで呼ばれて行くとほぼ9割方びっくりされるのですが、僕の荷物は度を超しているようです(笑)
けん玉と筒けんを人数分用意していくことが多いのと、スピーカーや指導用の道具一式など、車の中が荷物で溢れます。それでもこれはまだ少ない方かも(笑)
朝は氷点下3℃くらいまで下がったのもあり、氷が張っていました。太陽がありがたい季節になりました。
車をおろしてからのアクセスが長いことを事前に知っていたので、ちゃんと運ぶための準備もしていきました。以前は3年生に向けてだったのですが、今回は1年生に向けてのけん玉教室です。
これ、アウトドア用というだけでなく、本当に重宝しています。多少の段差にも強いし、かなりの荷物が運べます。
けん玉教室・筒けん教室開始
今回も視聴覚室にて。けん玉を買ったばかりの1年生にいきなりけん玉は難しいことが多く、どうしてもけん玉遊びメインになってしまうことが多いのが実情。最近ではまず筒けんを使って体の使い方を覚え、さらには「筒けんできた」→「けん玉もできる」という思考に持っていくようにしています。
事前知識なしにけん玉を使い、「難しい」から「ムリ~」となって諦めてしまうケース、結構多いんですよね。
筒けんは持ち方もシンプル、使い方もシンプル。直感的にできるのですぐに「できた!」の感覚がつかめます。但し、きちんとけん玉に応用できるように
①脇を締める
②足を軽く開いて膝を使って蹴り上げる
の2点については最初にしっかりと指導します。
ジャンプ、もしかめと来たものの、やはり1年生。それ以上の技に難ありの子が多く見受けられたので「パス」に変更。
パスも練習していくと
①相手が取りやすいように投げる
②飛んできた玉を膝を曲げてとる
点が自然にできるようになってきます。
ステップ1 玉1個のパス
ステップ2 玉2個同時のパス
ステップ3 玉と筒ごと1セットのパス
ステップ4 玉と筒ごと2セット同時のパス
という感じでやってみたり、足の下や背中の後ろからのパスを組み込んでみたり、パスにも応用がいろいろとできます。
さあ、「玉をキャッチする感覚」はつかめたかな??
けん玉教室なのでけん玉ももちろんやります
特に低学年向けのけん玉教室には、山形工房さんのお皿の大きなけん玉「大晴(たいせい)」をたくさん持っていくようにしています。
学校で買うけん玉はスタンダードなけん玉がほとんどですが、常時誰かが近くで教えられる環境にあるならともかく、そうでないところではハードルが高すぎてけん玉が嫌いになってしまう。
少しでも「おっ!できる!!」と思わせるようにもっていかないといまの子はすぐ嫌になってしまうので、本当は学校で大晴を買って欲しい。
「福祉用けん玉」でなく、「スターターけん玉」とか「ビギナーけん玉」とか、高齢者だけでなく、全初心者が買いやすい名前だったらなあ・・・と密かに思っています。
大皿ジャンプや大皿けんけんぱをやってみたのだけど、できない子もそれなりに見受けられたので、最後はけん玉遊びで締め。「できなかった」の悪い印象で終わらせてしまうのではなく、やっぱり「できた!」で終わらせてあげたいですね。
「筒けんができたからけん玉もできるはず!」の気持ちで頑張ってほしいところ。筒けんを1年生、けん玉を2年生でできれば最高じゃないかと思うのですが、さすがにそれは難しいかな・・・。まだまだ試行錯誤は続きます。
この度はお招きいただきありがとうございました。
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