サラリーマン生活も残り１ヶ月　～　たくさんの方に支えられているのを実感しています

本業のサラリーマン生活は残り１ヶ月となりました

５月に筒けんの会社設立に向けて現在準備を進めているわけですが、今まで本業で勤めている会社は４月いっぱいで退職します。今の業界はそれなりに長かった上、好きな仕事でもあったので淋しい気持ちもありますが、これからの筒けんの可能性を考えるとわくわくする気持ちのほうが大きいのも事実です。

挨拶回りと後任への引き継ぎを進めていますが、営業としてかなりの件数のお客様を担当していた上、一人ひとりに思い入れがあるのでなかなか引き継ぎが進みません。それでも後任とお客様に少しでも迷惑をかけないためにはどうしたらいいかを日々考えて作業を進めています。

お客様にはとても恵まれていたこともあり、退職する旨を告げるとびっくりされつつも次の仕事に対して励ましの言葉をいただく場合がほとんど。そして多くが「けん玉関係で食っていけるの？？」という素朴な疑問をぶつけてきます。それほどメジャーな趣味ともいえないけん玉で、さらに「自分が考案した」というマイナーな筒けんではそう思われるのも当然かもしれません。

当然食っていけるだけの保証があるわけでもなく、これからの頑張りでまずどうにか生活していけるレベルまで持っていく必要があります。独身ならまだしも家族がいる身でよくそこまでリスクを負って起業するねと言われることもありますが、筒けんでたくさんの方が笑顔になる世の中を信じて突き進む覚悟を決めました。

驚くのはお客様に次の仕事の話をしていくと、「これはおもしろい！コラボしよう」とか「実は○○のビジネスをちょうど考えていて、ちょうどいいのでこの筒けんを扱わせて欲しい」などの暖かい言葉をいただくことが１つや２つではないことです。いまの会社を退職してしまったらそこでつながりが切れてしまうものだと思っていましたが、別の形でつながっていく可能性がいくつもでてきました。

サラリーマン時代には全く縁のなかった資金繰りのことなど頭を悩ますことも多いのですが、たくさんの暖かい気持ちで支えてもらっていることに改めて気付かされ、弱気な気持ちを勇気づけられることもしばしばです。

立つ鳥跡を濁さず。

残り１ヶ月、お客様には最後まで誠意を持った対応をしようと改めて思いを強くしています。