いつもお世話になっているS小学校1年生のけん玉教室でした
今年は新型コロナの関係もあり、ことごとくけん玉教室関連のイベントや学校・児童センターなどへのけん玉指導が無くなっていますが、そんな中でも家族ともどもお世話になっているS小学校1年生でけん玉教室を企画していただきました。
1クラス30名ちょっとのけん玉教室なのですが、年を追うごとに多くなる荷物。
このコールマンのアウトドアワゴンは結構な荷物を載せてもちゃんと動くし、タイヤが大きいため多少の段差や砂地でもちゃんと動かせるのでかなり重宝しています。
まずは筒けん教室から
長野県では小学校1年生か2年生でけん玉を生活の時間にはじめる学校が多いのですが、経験上1年生のけん玉教室はちょっと大変。そもそもスタンダードなけん玉だとお皿も小さいし、なかなか「できた!」という感覚がつかめないことが多いのです。それでできないからと嫌になって止めてしまう子をたくさん見てきているので、最初はかなり肝心なのです。
でも今なら「筒けん」がある!最初は筒けんで体の動きを覚えてもらうことにしました。けん玉と違って、糸がないのとキャッチが簡単な分、早い段階でキャッチの感覚をつかむことができます。
そして少しでも楽しくやろうと考えたのがこれ。
「決め筒の刃(きめつつのやいば)」
型の名前はイメージしにくいものは避け、できるだけイメージしやすそうなものを選び、あとは雰囲気で決めた。
実は鬼〇の刃はいままで全く読んだ(観た)ことがなくて、先日1日かけて1巻から23巻まで借りて読んでにわか仕込みの知識で臨んだのはここだけの話。
でもこれが大当たり!「全集中!」というだけでみんな静かになり、真剣に技に取り組んでくれる。さすがの影響力・・・。
後半の技はちょっと難しそうだったので、前半の技をひととおりやってからけん玉に変更しました。
けん玉教室スタート
そして筒けんでウォーミングアップをしたあとはけん玉に持ち替えてのけん玉教室スタート!でも・・・全体を見ていると大皿ジャンプでもできない子が多い印象。
スタンダードなけん玉はもちろんいいのだけど、低年齢(または高年齢)ほどけん玉にはこだわったほうがいいと思っています。
先日実は皿が大きくて初心者でも使いやすい山形工房さんの「大晴(たいせい)」を貸出用にたくさん用意したので(全員分はなかったものの)みんなに使ってもらいました。
この作戦が大当たり!お皿に乗る子がだいぶ増え、「できた!」の声がたくさん聞こえてくるようになりました。子供たちは特に「できた!」という経験がないと「つまらない」「できない」とネガティブなイメージをけん玉に持ってしまうので、最初は特に大事だと思っています。
最後は息抜きでたこやき一丁やユニコーンを。
たこやき一丁のときに大阪時代を思い出して大阪弁でたこやきの話を始めたら突然場が静かになってしまい、盛大にスベってしまった・・・。
あとになって先生方から子供たちがとても楽しそうに生き生きしていたと伺い、とても励みになりました。(スベったけど)
この小学校は母校ということもあり、子供たちともどもお世話になっている学校。少しでも子供たちに体を動かして楽しんで欲しいと筒けんをプレゼントさせていただきました!
「できた」「楽しい」笑顔がたくさん生まれることを楽しみにしています。
いままでけん玉だけでは「難しい」と感じてしまう場面もあったけん玉教室。筒けんのおかげで教える幅が広がってきたように思います。
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