行ってきました!鳥海山木のおもちゃ美術館
(前の記事はこちら)
石沢地区でのイベントを切り上げ、近くにある鳥海山木のおもちゃ美術館へ。
実はこちらにも筒けんを置いていただいていることもあり、とても楽しみにしていました。入り口のチェンソーアートのクオリティがすごい。
入り口にほど近いあそびの部屋1にはグッドトイが陳列されています。
そしてもちろんグッドトイで遊ぶこともできる部屋になっています。
おっ!ありましたね!筒けん(嬉)
まわりに人がいるのもかまわず筒けんやりだしたら目を丸くされました(笑)
さりげなく僕を紹介してくれるいしざわっこさん。
部屋ごとにいろいろなおもちゃが展示されたり、遊べるようになっています。
これは由利本荘の伝統工芸品「本荘御殿まり」というのだそうです。存在感がすごいですね(語彙)。
おもちゃもそうですが、地元木工作家さんたちの作品も展示。この地域は林業も盛んで、あちこちに製材屋さんがありましたが、さらにそれを加工する技術も発展しているんでしょうね。
ハイハイひろばは2歳以下の赤ちゃんしか入れないのだそうです。
手づくりこうぼうのおもちゃは、こちらのボランティアスタッフの皆さんが実際に糸ノコで切っているのだとか。いろんな技術を持った方がいて素晴らしい!
ここで実際におもちゃを作って楽しむことができるって素敵な空間ですね。
こども劇場ではおもちゃで自由に遊ぶだけでなく、音楽会や読み聞かせなども実施。温かい雰囲気ですね。
それにしてもこの廊下も扉も壁もピッカピカ!この鮎川小学校は地元の方たちが協力して建てた小学校だそうで、地域の方にはとても思い入れのある建物なのだそうです。
廊下からもりのなかにわが見えました。イチョウの木が見事!!
廃校当時の名札や黒板がそのまま残っているってなんかすごくないですか?2004年に廃校になったそうですが、まるでつい先日まで使われていたみたい。
天井から下がるステンドグラスのランプもステキ。
もりのあそびばへ
体育館を利用したもりのあそびばに入るとそこは木があふれる世界。秘密基地のようなワクワクした気持ちが大人でも沸き起こります。
床から生える木をよくみると・・・
いろんなところにひっつき虫が隠れています。
ここの木のプールはどんぐりなんですね!しかも地域のさまざまな木が使われているそうです。
なんとなくハウルの城を彷彿とさせる不思議な建物。
これは秋田犬をモチーフにした暖炉なんだそうです。かわいい。口に丸太を咥えるそうで。
これは組子(くみこ)と言って木を組み合わせる技術。精密すぎる・・・。
さりげなく高度が技術な使われているのがなんとも心ニクイですね。
由利高原鉄道にはちょうかいおもちゃれっしゃという列車が走っているそう。今回は残念ながら乗れなかったので次回挑戦したいです。
けん玉コーナーも充実。山形工房さんだけでなく、長野県で作られているものもあるじゃないですか!いつか木の筒けんを作ってこういうところにも並べたいなあと思ったとか思わなかったとか。
組子が体験できる場所。黒いのは「埋木(うもれぎ)」といって鳥海山の山体崩壊の際に地中深く埋もれた木で、貴重なものなのだそうです。貴重なものが普通に使われているとは。
コマコーナー。ここにはオリジナルのコマもありましたよ。どんなものかというと・・・
まわすと鳥海山のシルエットが見えるというもの。夕焼けだったり、3種類くらいバリエーションがありました。
どこからか子供がやってきて「勝負しよう!」。ここは大人も子供も一緒になって楽しむ空間です。
からくりのおもちゃ。むちゃくちゃにして遊ぶ子もいるだろうに、こういうのが普通に触れるのが素晴らしい。
左上のところから木の玉を転がすと、階段のところで音が出ます。
上から見ると、ちゃんと音階が振ってありました。
キッチンカフェには大きな組子の作品が!語彙がなさすぎて「すごい」しか出てきません。
ミュージアムショップ ナナカマド
筒けんを置いていただいているナナカマドさんにもお邪魔しました。こうして置いていただいているのを見ると思わずニンマリしてしまいます。
とても落ち着いた空間。ついつい長居してしまいそう。
ここでオリジナルの透明ごまをゲットしました!
外へ出ると暗くなり始めていましたが、イチョウの黄色が木の校舎と青い空にとても映えていました。ちなみに裏山ではカモシカがよく遊びに来るそうです。
素晴らしいロケーション。廃校がこうして人の来る場所になるのは素晴らしいですね。
校舎を眺めながら歩いていたらちょうど眼の前を由利高原鉄道が走っていきました。
余談ですが、この鉄道、貸切列車が1両片道12,000円でできるのだそうです。安すぎませんか??車内でコンサートとかイベントやったら楽しそう。地元の人や社員だからこそ知る超マニアックな沿線エピソードを聞きながら乗るとか、それこそおもちゃ列車で移動おもちゃ広場やってもよさそうです。ああ・・・妄想がとまらない・・・。
個人的には窓から玉を放り投げて外でキャッチする動画を撮ってPVに入れたい。定期列車では確実に怒られそうだけど、貸し切り列車なら許されるかな(笑)
だいぶ話が脱線しましたが(鉄道だけに)、鳥海山木のおもちゃ美術館はもっとこじんまりしたものを想像していましたがとんでもない!木のぬくもりが感じられるステキな空間でした。
こんどは桜の時期にゆっくり来てみたいですね。
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