できるから、たのしくなる! ~ 筒けん(つつけん) グッド・トイ2021「多世代交流賞」受賞
筒けんこぼれ話

【こぼれ話】新しいことを始めたい、でも・・・

新しいことを始めようと考えている人へ

1年前にくらべて筒けんの認知度はだいぶ広がり、スタート初期とは比べ物にならないほど広がってきました。(とはいえ、まだ日本の人口の0.1%未満だと思いますが笑)

砂の入った玉と筒だけのシンプルな組み合わせ「筒けん」を考案した当初は、それこそ「面白い」という人もいましたが、微妙な反応をされることも少なくはありませんでした。

もともと資金力があってスタートしたわけでもないので、最初は手づくりするところからのスタート。試行錯誤を重ねて現在の形に改良を重ねてきました。まだ満足しているわけではありませんが、いままでの過程がなかったら現在の形にもなっていないのも事実です。

筒けんを会社にするときは、ほぼ100%の人から「大丈夫?」「絶対に成功しないからやめとけ」という言葉もたくさんもらいましたし、今でも「え?だってけん玉とも違うんでしょ?(=けん玉よりも知名度が低いものでどうやって食っていくのか?)」という声もよくいただきます。

でも自分の中では絶対に「筒けんは社会で必要とされていく」という自信がありましたし、心折れそうな時もたくさんありましたが、少しずつ広がる、応援してくれる人たちのおかげでどうにかここまでやってきました。

スタート地点からどれくらいかと言われれば、まだスタート地点とほぼ変わらない感覚ですが、それでも確実に受け入れられてきているのを肌で感じてきています。

とはいえ、綱渡りのような毎日はずっと続いていますし、課題とやりたいことだらけでまだまだ気が抜けません。

最近まわりで新しく事業を始めたり、始めようかと悩んでいる人をよく見ることがあり、自分が創業する前から現在までの気持ちをふと思い出してみました。

成功するか失敗するかなんて、誰にもわからない

「絶対にうまくいかないからやめとけ」と人に言われてやめてしまうケースって結構あるのではないかと思いますが、実際にその言葉を発している人は100%同じことをやったことがありません。自分にだってうまくいくかどうかなんてわからないのだから、人が言うことなんて根拠があるわけではありません。

いつも思うのは「絶対に成功させる」「絶対にあきらめない」という気持ちをもって継続していくことが大事なのではないかと思っています。やっぱり途中で投げ出さずにとことんやり続けると、壁に当たっても解決方向がいつか見えてきますし、急にうまくまわりだすことがあります。

人の言う事は参考にしつつも、最後に決めるのは自分だと思います。

やるか、やらないか

30代のころは漠然と「こんなことやってみたいな」と思っていることはありましたが、具体的に行動に移すこともなくダラダラと過ごしていました。40代になって、少しずつ準備をはじめ、新しいことにも挑戦しはじめました。

その積み重ねがあってどうにかいけるんじゃないかという気持ちが芽生え、やがて筒けんと出会ったことでさらに大きな行動に移すことができました。

家族をはじめいろいろな人に迷惑もかけて来ましたが、いつか返していくつもりでいまも日々努力しています。

自分を信じてやってみる

結局のところ、「なにかやりたいことがあったら自分を信じてやってみる。そしてやり続ける。」これに尽きるのではないでしょうか。

ある悩みを聞く機会があったのでこんなことを書いてみましたが、今でも自分は未熟なところだらけだし、迷惑もかけ続けてるし、褒められたところなんてたいしてないのも自覚しています。

それでも筒けんで社会が変わっていくという思いはいまでも揺るがないし、そうなることを信じてまだまだやり続けます。

悩んでいる人にどこまで届くのかはわかりませんが、モヤモヤしているときに少しでも参考になれば嬉しいです。

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