できるから、たのしくなる! ~ 筒けん(つつけん) グッド・トイ2021「多世代交流賞」受賞
筒けんイベントレポート

【小学校けん玉教室】けん玉はお皿にのせてナンボ説

冬になるとけん玉教室の依頼が増えます

毎年11月くらいから徐々に小学校からのけん玉教室の依頼が増えてきます。この地方は冬は寒いので中でも体を動かせるようにということで、けん玉を授業に取り入れるところが多いようです。ただ、先生たちがけん玉を教えるのはとても難しく、我々に指導のお話が来るわけです。むしろ引き出しめちゃくちゃあるのでどんとこいですが(笑)。

ウォーミングアップは筒けんから。

やはりけん玉は「玉をお皿でキャッチ」してナンボだと思っていて、以前は年々けん玉のみでの指導に限界を感じていました。自分が筒けんの仕事をしているということもありますが、筒けんでウォーミングアップをすると「玉をキャッチする感覚」が自然と身につくので、いきなりけん玉から入るよりもずっと入りやすいと思っています。

・スタンダードなけん玉はお皿が小さい
・玉をまっすぐあげる動作に加え、小さいお皿で玉をやわらかく受けるのは最初は注意すべきポイントが多すぎて難しい
↓ ↓ ↓
・難しいのですぐに面白くなくなってしまう
・興味が失せると関係ないことをやりはじめ、バラバラになる
↓ ↓ ↓
・けん玉つみき や たこやき一丁 などのゲーム中心になってしまう

という状態がかつての状態でした。

けん玉つみきやたこやき一丁が決して悪いわけではなく、やっぱり「けん玉」というからにはそれよりも「玉をキャッチ」したり、「けんにさす」動作をより練習してほしいなあと思うわけです。

筒けんはその点「玉のキャッチ」はとても簡単なので、ひざを使って玉をまっすぐ上げる動作に集中できます。それができてくると自然とひざを曲げて玉をやわらかくキャッチする動作もできるようになります。筒けんをやっている人を見るとわかりますが、ほとんどの人が何も言わなくても自然とひざの曲げ伸ばし(スクワット運動)をして玉をキャッチするようになります。

ある程度玉をキャッチする感覚を覚えたところでけん玉に移ります。但し、けん玉に苦手意識を感じている人には積極的にお皿の大きなけん玉「大晴(たいせい)」を貸し出します。今回も50本近く大晴とお皿がスタンダード品よりも少し大きく、穴も大きい大空リシェイプを持っていきました。

大晴はお皿が大きいので、少し不器用な人でも玉をお皿に簡単にのせることができます。

できるから「もっとやってみよう」という気持になる。 最初は特にこのステップを大事にしてあげないと、いやになって諦める人が続出してしまいます。

けん玉に切り替えるとできる人、できない人の差がでて、できない人はだんだんと飽きてくる時間。それでも大皿や中皿、もしかめのほかにとめけんも今回挑戦しました。

最後は「できた」で終わりたいので、たこやき一丁で。でも体育館のような木の床だとちょっとたこやき一丁は難易度あがるんですよね(笑)どじょうすくいにすればよかったかな(笑)

終了時に先生から「特別支援の子が今日はとても一生懸命に筒けんやってました」と嬉しいお話。

筒けん+けん玉のハイブリッド講習会は短時間でも成果が出しやすいやり方だと思うので、とてもオススメです。

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