2021年は筒けん創業の年でした
2021年もまもなく終わりますね。今年は5月にサラリーマン生活に終止符を打ち、6月に株式会社筒けんを立ち上げ、自分にとっては激動の1年となりました。
ここで簡単ですがこの1年を振り返ってみたいと思います。
1月
伊豆で筒けんの取扱開始
たまたま「つつけん」と同じ名前だったことから12月に声をかけていただいた伊豆のYou Tuber「つつけん」さんから、同じ河津町のクラランアウトドアズさんを紹介いただき、伊豆で筒けんが体験&購入できるようになりました。
筒けんが上田市ふるさと納税返礼品に
上田市ふるさと納税の返礼品に筒けんが加わりました。現在では5,000円のラインナップも追加し、1本または2本セットでの取扱いとなります。
2月
決め筒の刃(筒けんのワザ)を公開
ちょうど流行っていた某アニメにもあやかり、壱の型から拾の型まで筒けんワザをつくり、公開してみました。特にチビっ子には入りやすかったようなので、見せ方の工夫は大事だと思いました。
エンジョイ筒けんクラブがスタート
筒けんをリアルに楽しむ場として「エンジョイ筒けんクラブ」をスタート。コロナ禍でなかなかイベントができない状況だったため、芝生広場などで無料体験できる形をとりましたが存在を知ってもらうハードルだけでなく、外出がしにくいというハードルもあったため苦労しました。来年は毎月活動する団体になるよう現在手続きを進めており、認可が降りれば毎月公民館で活動していく予定です。
3月
筒けんの技一覧のチラシ兼取説が完成
筒けんの技一覧や取説として使えるものが完成しました。現在でも少しずつ改善していますが、やはり動画だけでなく手にとって見ることのできるツールは必要だと感じています。
GLOKENさんで筒けん取扱開始
「けん玉で世界をつなぐ」を合言葉に世界的なけん玉普及活動を行う一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク様での筒けん取扱いが開始となりました。
筒けんはもともと「けん玉ができない人でもどうにかして『できた』の体験ができないだろうか」と考えて発想したのもきっかけの一つだったため、けん玉との親和性が高い筒けんはけん玉界隈に普及する上でGLOKENさんのネットワークに多いに助けていただきました。
東京で初の筒けん取扱開始(POPPE様)
東京は荻窪にある輸入雑貨やおもちゃを取り扱うPOPPE様で筒けんの取扱が開始。おもちゃコンサルタントでもあるオーナーさんにあちこちで広めていただき、筒けんが一気に伸びるきっかけをつくってくださいました。
4月
筒けんでフレイル予防
作業療法士でもある原さんに監修いただき、筒けんのフレイル予防プログラムを作っていただきました。「筒けんは高齢者の方に間違いなくイイ」と多くの方に言っていただいたこともあり、もっと深く掘り下げた形での筒けんの活用法を今後提案していく予定です。
会社を退職
15年近く勤めた会社を退職し、サラリーマン生活に終止符を打ちました。実際には有給消化で5月も在籍はしていたのですが、(辞めるという)かなり思い切った行動にでたことで、人生の新たな幕開けとなりました。
5月
筒けんがテレビで放送
筒けんをテレビで放送いただき、これが長野県だけでなく隣接県でも放送されたことで注文が殺到しました。あらためでメディアの力の大きさを感じたとともに、今後の対応や体制について深く考えさせられました。放送のおかげで認知度が一気にあがり、たくさんの方からも応援の言葉をいただきました。
6月
法人登記が完了
「株式会社筒けん」の法人登記が完了し、いままでの個人事業主から法人としていよいよ活動することとなりました。会社経営は初めてということもあり、わからないことだらけで事前の勉強不足を痛感させられながらのスタートとなりました。
7月
マイ筒けんづくり
小学校で運動会へ向けての筒けん活用が2校となり、それぞれの学校で筒けんづくりのお手伝いなどをしてきました。自分たちで使うものを作り、それを使って表現活動をすることは学習上もとても良いと先生方や保護者の方からも評価をいただくことが増えてきました。
上田市長と懇談
上田市長に筒けんを紹介させていただき、実際に体験もしていただきました。その後何かと市長にお気遣いいただくようになり、微力ながらまちづくりや市の活性化にも筒けんが活用できないかと思うようになりました。
8月
東京パラリンピックから広がる筒けん!?
東京パラリンピックの開閉会式でのパフォーマンスを監修したスローレーベルさんには多様性や調和のある社会への実現へ向けての活動の中で筒けんを活用いただいています。パラリンピック開閉会式に出たパフォーマーの方々も実際にワークショップなどで筒けんを使っていただいており、障害を持った方にも楽しめる筒けんの活用コンテンツの充実が必要だと実感しました。
コロナ急増でイベントが次々と中止に
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、夏休み中に予定していたイベントが次々と中止になりました。自主企画として実施したイベントもありましたが、まず手に触れてみないとその良さがわかってもらえない筒けんから体験機会が奪われ、非常に苦しい日々が続きました。
ある程度コロナ禍でもいける!と思っていたのですが、体験ができないことがどれだけ大きなダメージになってしまうかを身を持って体験しました。
9月
運動会で筒けん
運動会では2年目となる筒けんパフォーマンスを実施。子どもたちがアイデアを出し合った内容を先生がDJ風にアレンジしてみんなでパフォーマンスするという新しい表現に多くの可能性を感じました。
10月
オンライン筒けん部スタート
リアルな場での体験イベントが難しいのであればオンラインで全国を相手にしよう!とZOOMを使ってオンラインで筒けんの楽しみ方を紹介する「オンライン筒けん部」をスタートしました。まだまだ認知度が高くないので試行錯誤の段階ですが、少しでも筒けんを楽しむきっかけになればと続けていくつもりです。
筒けんダンス
東御市のダンススタジオ Studio D.D.D YAJI先生に監修いただき、筒けんとストリートダンスをコラボした「筒けんダンス」を作り、実際に小学校の運動会(※注)で採用していただきました。(注:コロナで運動会が中止になり、学年発表会として実施)
筒けんの新たな切り口としてテレビ放送としても取り上げていただきました。
おもちゃコンサルタントのWEEKENDこうぼう
東京おもちゃ美術館で開催されたイベントにPOPPEさんと参加させていただきました。たくさんのおもちゃコンサルタントの方ともお知り合いになることができ、非常に有意義な参加となりました。
11月
青少年育成市民会議にて筒けん
地域の小中学校校長先生をはじめ、児童館長、青少年育成推進指導員、その他関連の方たちへの講演会をさせていただきました。先生方をはじめ、地域の方々がとても筒けんに関心をもってくださり、さらに別の講演会へのきっかけにもなりました。
グッド・トイ2021「多世代交流賞」を受賞
おもちゃコンサルタントの方々が推薦・投票して決まる「グッド・トイ」にて筒けんが受賞63点のうち、部門賞となる「多世代交流賞」を受賞しました。その後全国のおもちゃコンサルタントの方に興味を持っていただき、問い合わせや取扱が少しずつ増えてきました。
12月
伊豆で筒けんイベント
伊豆のYou Tuber「つつけん」さんと伊豆けん玉クラブ代表でもあり、クラランアウトドアズ代表のクララさんが筒けんのイベントを設定してくださり、参加させていただきました。イベントだけでなく河津町長や教育長への表敬訪問なども設定いただき、今後の広がりに大きな期待が持てました。
筒けん、名古屋へ行く
独自の発想で独楽のパーツや筒けんのパーツを作っているたすくるさんとお会いし、いろいろなお話をしてきました。独楽博物館では独楽のおっちゃん、おばちゃんともお話させていただき、独楽とけん玉、そして筒けんとの可能性を大きく感じました。
ムーンナイトサーカス公演で筒けん
まつもとジャグリングクラブ代表でもある金井ケイスケ氏がプロデュースするムーンナイトサーカスが松本市の信毎メディアホールで公演。公演内では筒けんアンバサダーでもあるタイム君が出演し、筒けんのパフォーマンスを見せてくれました。
筒けん、まだまだ走ります
こうして振り返ってみると筒けん創業当初はたまたまテレビ放送で注文が殺到したものの、その後は思うように筒けんが売れず非常に苦しい日々が続きました。グッド・トイ受賞をきっかけにまた動き出してはいますが、まだまだというのが実際のところです。
筒けんは体験してみないとその良さがわからないので、今後も体験機会を少しでも多くつくるべく活動をしていく予定ですが、まだまだコロナの動向もわからないので手探りの状態が続きそうです。
それでも確実に筒けんの輪が広がっているのも感じますし、本当にたくさんの方に応援いただいているのも日々実感しています。
2022年は感染には注意しつつできるだけ各地へでかけ、たくさんの方とお会いし、一人でも多く「できた!」の笑顔が増やせるようにしていければと思っています。
また、「こんなコンテンツが欲しい」「こんな講習会をやってほしい」「指導のコツが知りたい」など疑問・質問・要望等ありましたら遠慮なくお問い合わせいただければとも思います。
筒けんの可能性は無限大。もっと楽しさを広めていきます!今後とも応援いただけましたら嬉しいです。
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